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The Day Of JBC'03
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第3回JBCクラシック

農林水産大臣賞典(指定交流)
第3回 JBCクラシック GI
 2003.11.3 大井競馬場 第9競争 距離:2000m(雨/良)
 サラブレッド系 オープン 定量 1着本賞金100,000,000円
馬名 斤量/性齢 騎手 所属
1 1 ホクザンフィールド 57.0/牡馬4歳 小牧 太 兵庫)橋本
2 2 ミツアキタービン 55.0/牡馬3歳 東川公則 笠松)加藤
3 カネツフルーヴ 57.0/牡馬7歳 松永幹夫 JRA)山本
3 4 ネームヴァリュー 55.0/牝馬5歳 石崎隆之 JRA)川島
5 テンリットル 57.0/牡馬5歳 水野貴史 高崎)川嶋
4 6 マキバスナイパー 57.0/牡馬8歳 左海誠二 船橋)岡林
7 イングランディーレ 57.0/牡馬4歳 M.デムーロ JRA)清水
5 8 コアレスハンター 57.0/牡馬6歳 内田博幸 大井)高橋
9 ダイワボンバー 57.0/牡馬4歳 戸崎圭太 大井)佐藤
6 10 ユートピア 55.0/牡馬3歳 武 豊 JRA)橋口
11 オンユアマーク 57.0/牡馬5歳 鷹見 浩 大井)福永
7 12 スターキングマン 57.0/牡馬4歳 O.ペリエ JRA)森
13 バンケーティング 57.0/牡馬5歳 山田信大 船橋)凾館
8 14 アドマイヤドン 57.0/牡馬4歳 安藤勝己 JRA)松田
15 カイジンクン 57.0/牡馬5歳 森下 博 大井)飯野


 やはり焦点は昨年盛岡での『第2回JBCクラシック』を制したアドマイヤドンの連覇なるのか?という点でしょう。秋は『エルムステークス』(9/6札幌、GIII)楽勝、『マイルチャンピオンシップ南部杯』(10/13盛岡、GI)も圧勝と、ここに向けてのステップも文句無し。初のコースでどうか?という点だけでしょうか。

 ユートピアは『ジャパンダートダービー』(7/8大井、GI)ではビッグウルフの2着に甘んじたものの、次走の『ダービーグランプリ』(9/23盛岡、GI)ではビッグウルフに4馬身差を付けて借りを返すあたりまだ底知れぬものがありそうだ。
 南関東の切り札は『帝王賞』馬ネームヴァリュー。相手が軽かったとはいうものの前走地元の『大井記念』(9/30大井)を7馬身の楽勝で勝利を収めこのレースに向けて順調。
 ブランクが開いたが02年の『帝王賞』馬カネツフルーヴ、01年の『帝王賞』馬マキバスナイパーなどもおり見どころは尽きない。


   ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

カネツフルーヴが飛ばす  4コーナーのポケットからのスタート。

 全馬バラバラっとゲートを出た中からカネツフルーヴが無理なく先頭に立つ。
 馬の気持ち任せで押さえずに行ってみよう、という感じで後続を2〜3馬身離してスイスイ逃げる。

 2番手集団はカイジンクン、ユートピア、直後に人気のアドマイヤドン。
 先行集団よりはやや後ろからスターキングマン、ネームヴァリュー、マキバスナイパー、イングランディーレなどが続く。

 3〜4コーナーと流れて行くあたりで、早くもアドマイヤドンが押さえ切れないといった感じの勢いで徐々に上がって行く。それを見るようにスターキングマンも動き出す。

 直線に入る時点で既にアドマイヤドンはカネツフルーヴの直後に付けいつでも交わせるぞ!といった位置取り。しかし安藤騎手は直線入ってチラリと後続馬の動きを確認して、スターキングマンのスパート開始を待ってからカネツフルーヴを交わしに掛かった。
 ここからはアドマイヤドンのワンマンショーとなり、鋭く伸びて来たスターキングマンを寄せ付けず余裕の手応えでゴールイン。堂々の『JBCクラシック』連覇となった。


力が違った、アドマイヤドン楽勝!
力が違った、アドマイヤドン楽勝!

第3回JBCクラシック 結果
着順 馬名 人気 タイム
1 アドマイヤドン 1 2.04.3
2 スターキングマン 6 3馬身
3 コアレスハンター 7 1馬身1/2
4 ネームヴァリュー 3 2馬身
5 ミツアキタービン 9 1馬身
(払い戻し)
 単勝【14】170円
 複勝【14】130円/【12】330円/【8】710円
 枠番連複【7-8】1390円/馬番連複【12-14】1360円
 枠番連単【8-7】1710円/馬番連単【14-12】1650円
 ワイド【12-14】570円/【8-14】1450円/【8-12】4550円
 三連複【8-12-14】12630円/三連単【14-12-8】31210円
 アドマイヤドンは3歳時菊花賞4着後芝からダート路線へ方向転換し、約1年の間に、2度の『JBCクラシック』、そして『マイルチャンピオンシップ南部杯』と3つのGI勲章を奪取と目覚ましい活躍。
 陣営はジャパンカップダートに挑戦した後、ドバイワールドカップをも視野に入れているようだ。

 地方勢期待だったネームヴァリューは道中もっと前々で競馬したかったはずで、年末の東京大賞典でもう一度見直ししてみたい。
 巧く足をためて3着入線したコアレスハンターは内田騎手の手腕に拍手だ。

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