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足利競馬ファイナル |  最終日2003年3月3日 |  最後のイベント | 
 
足利競馬廃止

53年間ありがとう  足利市営競馬は、長らく赤字が続いており今後の経営が困難と判断され廃止が決定。平成14年度開催が終了した3月3日の開催を持って競馬開催に終止符が打たれます。
 それに伴って、足利に所属していた競走馬・調教師・騎手・厩務員は宇都宮所属へ変更。足利競馬場施設の今後は、宇都宮競馬の外厩、専用場外馬券発売所として存続されます。

 足利競馬場は1930年に開設。1950年に市営化されて以来53年間の歴史を持っておりました。
 現在の渡瀬川沿いの位置には1965年に移設され、地方競馬では数少ないスパイラルコーナーが取り入れられたのが特徴です。
 全盛期の最高入場人員は14,622人、一開催の売り上げ額が13億円を超えた時もあったとのことです。
 近年の話題としては、やはり1999年にドージマファイターが日本最多連続勝利27連勝の記録を達成した競馬場としてファンの記憶には新しいところでしょう。
 *ドージマファイターは最終的には記録を29連勝まで伸ばしています。

 従来栃木競馬は、『栃木県競馬組合』『宇都宮市市営競馬組合』『足利市市営競馬組合』の三者によって運営・開催されてきたのですが、平成13年度限りで宇都宮市が公営競馬事業から撤退。そして今回の足利市の撤退により今後は栃木県の単独運営となって行きます。


足利競馬『ファイナルステージ』

 足利競馬は2/21〜2/23、3/1〜3/3までの6日間を『ファイナルステージ』と銘打って最後の開催を行いました。
 2つの北関東グレードレースが組まれ、また非重賞レースもかつて足利競馬で活躍した馬達の名前がレース名に付けられるなど、最後の開催らしく工夫が凝らされておりました。


『ファイナルステージ』主なレース
レース名/条件
2/21 ショウワルーキー特別  サラ系B3(1700m)  
2/22 ハシノタイユウ特別  サラ系B2・B3(1700m)  
2/23 第3回北関東弥生賞  重賞(北関G1)・サラ系3歳馬(1900m)  ミナミノイーグル特別  サラ系A2・B1(1700m)  
3/1 渡良瀬特別  サラ系B1(1800m) ドージマファイター特別  サラ系B2(1700m)
3/3 第33回足利記念  重賞(北関G2)・サラ系3歳以上(1900m) アサノグリン特別  サラ系B1・B2(1700m)


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