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レース結果
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帝王賞 歴代優勝馬
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帝王賞 歴代優勝馬
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回 |
年月 |
距離 |
馬名 |
性齢 |
騎手 |
調教師 |
賞金 |
1 |
1978.4.27 |
2800 |
ローズジャック |
牡6 |
阪本泰之 |
荒居(大井) |
2500 |
2 |
1979.4.23 |
2800 |
ハツマモル |
牡5 |
福永二三男 |
朝倉(大井) |
2500 |
3 |
1980.4.10 |
2800 |
カツアール |
牡5 |
高橋三郎 |
秋谷(大井) |
2800 |
4 |
1981.4.28 |
2800 |
アズマキング |
牡5 |
岡部盛雄 |
岡部(大井) |
2800 |
5 |
1982.4.19 |
2800 |
コーナンルビー |
牝5 |
堀千亜樹 |
遠間(大井) |
2800 |
6 |
1983.4.18 |
2800 |
トラストホーク |
牡5 |
高橋三郎 |
武智(大井) |
2800 |
7 |
1984.4.11 |
2800 |
スズユウ |
牡7 |
石川綱夫 |
朝倉(大井) |
2600 |
8 |
1985.4.18 |
2800 |
ロツキータイガー |
牡5 |
桑島孝春 |
泉(船橋) |
2500 |
9 |
1986.4.9 |
2000 |
トムカウント |
牡8 |
石崎隆之 |
江川(船橋) |
2600 |
10 |
1987.4.8 |
2000 |
テツノカチドキ |
牡8 |
佐々木竹見 |
大山(大井) |
2800 |
11 |
1988.4.13 |
2000 |
チヤンピオンスター |
牡5 |
桑島孝春 |
秋谷(大井) |
3400 |
12 |
1989.4.12 |
2000 |
フェートノーザン |
牡7 |
安藤勝巳 |
吉田(笠松) |
4000 |
13 |
1990.4.11 |
2000 |
オサイチブレベスト |
牡7 |
丸山勝秀 |
土門(JRA) |
4500 |
14 |
1991.4.3 |
2000 |
チヤンピオンスター |
牡8 |
高橋三郎 |
飯野(大井) |
5000 |
15 |
1992.4.15 |
2000 |
ナリタハヤブサ ラシアンゴールド |
牡6 牡5 |
横山典弘 蛯名正義 |
中尾(JRA) 大久保(JRA) |
3915 |
16 |
1993.4.12 |
2000 |
ハシルショウグン |
牡6 |
的場文男 |
赤間(大井) |
5800 |
17 |
1994.4.12 |
2000 |
スタビライザー |
牡7 |
柴田善臣 |
高橋(JRA) |
5500 |
18 |
1995.4.13 |
2000 |
ライブリマウント |
牡5 |
石橋 守 |
柴田(JRA) |
7000 |
19 |
1996.6.19 |
2000 |
ホクトベガ |
牝7 |
横山典弘 |
中野(JRA) |
7000 |
20 |
1997.6.24 |
2000 |
コンサートボーイ |
牡6 |
的場文男 |
栗田(大井) |
7100 |
21 |
1998.6.24 |
2000 |
アブクマポーロ |
牡7 |
石崎隆之 |
出川(船橋) |
7100 |
22 |
1999.6.24 |
2000 |
メイセイオペラ |
牡6 |
菅原 勲 |
佐々木(岩手) |
7000 |
23 |
2000.6.22 |
2000 |
ファストフレンド |
牝7 |
蛯名正義 |
高市(JRA) |
7000 |
24 |
2001.6.26 |
2000 |
マキバスナイパー |
牡6 |
K.デザーモ |
岡林(船橋) |
8000 |
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帝王賞 レース紹介 by KKK
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帝王賞、交流競争へ
帝王賞の歴史・・・それは即ち中央との交流競走の歴史そのものと言い換える事もできる。
遡れば、中央と地方の交流競走は1973年(昭和48)に競馬法施行50周年を記念して『地方競馬招待競走』が東京競馬場で行われたのが最初である。
翌春に大井で『中央競馬招待競走』(距離1800m)が行われ、以降1年おきに中央・地方で交互に招待競走として行なわれていた。
帝王賞自身の創設はこれより5年後の1978年(昭和53)。5歳以上(旧表記)、距離2800mという条件で始まった。
性格的には「南関東春のダート王決定戦」という趣ではあったものの、このレースを勝利した馬は隔年実施の中央競馬招待競走でも好成績を収めており、その中でもカツアールやアズマキングといった一時代を築いた名馬は帝王賞と中央競馬招待の両方を制している。
その交流の歴史に1つの変化が訪れたのは1986年(昭和61)。この年隔年実施の招待競走が発展的解消を遂げ、中央競馬において『オールカマー』が地方競馬招待競走となり、同じく大井の帝王賞もこれを受けて中央競馬招待競走として生まれ変わることとなった。
その中央交流初年度の帝王賞を制したのは船橋のトムカウント。鞍上は当時中堅の域にさしかかろうとしていた石崎隆之その人である。
これ以降、若干の施行時期の変遷はあったものの、古馬オープン、距離2000mという条件は現在まで変わることなく続けられている。
中央交流が始まった当時の帝王賞はやはり圧倒的に地方馬優勢で、1990年(平成2)にオサイチブレベストが優勝するまでは地方馬の独壇場だった。
 第19回優勝馬・ホクトベガ(1997年) Photo by M.Tomoya |
数々の名勝負が
その中でも印象深いのが1988年(昭和63)と1991年(平成3)の2度にわたって優勝したチャンピオンスター。そして1989年(平成1)優勝のフェートノーザン。
前者は2度目の制覇の時の「お前がチャンピオンだぁ!!」という及川暁アナウンサーの名(迷?)実況が印象深く、後者はこの年に2つ目の中央交流レースとして創設された道営のブリーダーズゴールドカップとのダブル制覇を成し遂げた笠松の名馬である。
しかし、中央馬も年々レベルアップが図られ、出走馬の質も年を追う毎に上向いてきた。1992年には中央馬同士による帝王賞史上初の1着同着(ナリタハヤブサ&ラシアンゴールド)もあった。
そして1995年には交流ダート路線を破竹の快進撃で突き進んでいたライブリマウント、翌96年にはダート交流無敗の名牝ホクトベガという大物が参戦。
特に後者はナイターの入場者レコードを更新する77000人余が大井競馬場に集まり、それこそ「馬券を買うか、レースを見るか」の二者択一を迫られる程の混み具合だったのは記憶に新しいところである。
そして1997年にダートグレード制定、統一GIとして格付けされ、名実共に「春の日本ダート王決定戦」として位置づけられる。
GI格付初年度の帝王賞を制したのは地元大井のコンサートボーイ。以降船橋アブクマポーロ、水沢メイセイオペラと地方勢3連覇。2000年こそ中央ファストフレンドの軍門に下ったものの、昨年は船橋マキバスナイパーが名手・デザーモ騎手の手綱に導かれ、弾かれるような勢いで直線抜け出し快勝。ついに統一GIホースとして頂点を極めることになった。
最高の勲章レースとしての期待
あくまで私見ではあるが、秋の交流ダート路線は南部杯・JBC・ジャパンカップダート・東京大賞典、年が明けてフェブラリーステークス・川崎記念という感じで路線が分散してしまい、なおかつどのレースも「交流競走」という肩書きが後付け的に増やされた感が強く、本当の意味での「ダート日本一決定戦」としての興味を考えるとどれも「頂点」にはなり得ない印象を抱く。
そういう意味では中央との交流の歴史、地方競馬としての象徴的存在のレース、そしてクラシックディスタンスでの頂点を決める「ダート王決定戦」としてはこの帝王賞が名実共にふさわしい一戦であり、今後も名勝負が展開されること、そして、このレースを勝ち得ることがその馬にとって最高の勲章となりえる位の高レベルのレースが今後も展開される事を願って止まない。
これこそが交流の歴史を支えてきた帝王賞というレースの持つべき意味合いでもあり、これからあるべき道筋だろうと思う。
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昨年の成績
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第24回帝王賞結果 2001/6/26大井(天候:晴/良)
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順 |
馬名(勝ちタイム) |
性齢 |
騎手 |
厩舎 |
1 |
マキバスナイパー (2.04.4) |
牡6 |
デザーモ |
船橋)岡林 |
2 |
リージェントブラフ |
牡5 |
吉田 豊 |
JRA)大久保 |
3 |
インテリパワー |
牡6 |
石崎隆之 |
JRA)秋山 |
4 |
ミツアキサイレンス |
牡4 |
川原正一 |
笠松)粟津 |
5 |
トーホウエンペラー |
牡5 |
村上 忍 |
岩手)千葉 |
6 |
ドラールアラビアン |
牡6 |
的場文男 |
大井)赤間 |
7 |
デリケートワン |
牡7 |
佐藤祐樹 |
船橋)鈴木 |
8 |
エビスヤマト |
牡6 |
向山 牧 |
高崎)赤間 |
9 |
タマモストロング |
牡6 |
小池隆生 |
JRA)佐藤 |
10 |
ワールドクリーク |
牡6 |
後藤浩輝 |
JRA)新井 |
11 |
ファストフレンド |
牝7 |
蛯名正義 |
JRA)高市 |
12 |
サンデーツヨシ |
牡5 |
早田秀治 |
大井)赤間 |
13 |
イナリコンコルド |
牡6 |
内田博幸 |
大井)福永 |
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第24回優勝馬・マキバスナイパー Photo by M.Tomoya
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