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ぶらり、草競馬
1735番目の訪問者です
 平成11年度 とちぎ大賞典  1999.12.30 宇都宮競馬場
 サラブレッド系4歳以上 ダート2000m 1着賞金11,000,000円 (晴れ 良馬場)

 Entry !

馬名 斤量/性齢 騎手 血統 馬主/所属
1 1 キングフィーバー 53.0/牡馬5歳 鈴木 正 リンドシェーバー
ランバダスタイル
コスモヘルス
栃木)中村憲和
2 2 ランドヒューマ 53.0/牡馬9歳 山口竜一 ランドヒリュウ
ゴールドルイス
萩原 健
栃木)花塚 進
3 3 ブライアンズロマン 57.5/牡馬9歳 内田利雄 ブライアンズタイム
ダイロマン
石山ハマ
栃木)室井康雄
4 4 デュールマン 53.0/牡馬6歳 早川順一 バンブーアトラス
ドミノトウショウ
(株)萩本企画
栃木)早川行男
5 5 セントリック 58.0/牡馬7歳 野澤憲彦 ミルコウジ
コトブキトミオー
橋本利夫
栃木)濱野 近
6 6 ヤマノアサブキ 56.0/牡馬8歳 早川順一 コトノアサブキ
イナヅマセイコー
山口明彦
栃木)川村元美
7 エイコウサイレント 56.0/牡馬6歳 鈴木 正 アンシストリー
シヤダイアイレス
浜口 寛
栃木)中村憲和
7 8 オオザターボ 55.0/牡馬7歳 小野三夫 ブランコ
ホクトソシアル
渡邊 信
栃木)川村元美
9 ウメノヴィガラス 53.0/牡馬7歳 高橋和宏 フラッシュオブスティール
ハワイアン
梅野 昇
栃木)佐藤和伸
8 10 トレビアン 53.0/牡馬6歳 柴嵜 勝 ウインザーノット
エメラルドセクレ
荒木 正
栃木)菅原末治
11 ショウワルーキー 56.5/牡馬9歳 三上智也 フォテイテン
ハイエド
柿田平吉
栃木)岩渕義三

ブライアンズロマン
ブライアンズロマン 
セントリック
 セントリック
キングフィーバー
キングフィーバー 
デュールマン
 デュールマン

 師走競馬の締めくくりは栃木競馬ファンお楽しみ、サラブレッド古馬ナンバーワン決定戦の『とちぎ大賞典』。
 前情報ではベラミロードの参戦の話もあり、ベラミロードvsブライアンズロマン夢の対決が実現するかとも思われたがベラミロードは結局回避。レースの焦点はブライアンズロマンの同レース5連覇達成なるか!という点に絞られた。


   ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 栃木の怪物ブライアンズロマンも既に明け9歳。完全復活に手間取っている。
 去年は『さくらんぼ記念』(上山、GIII)を優勝しまさに絶頂期を迎えたが、今年は2月の『天馬特別』(宇都宮)のあと脚部不安により長期休養を余儀なくされる。
 8月の『葉月特別』(宇都宮)でメジロモネ以下を押さえて1着で戦線復帰。ただその後勝ち切れないレースが続き、『宇都宮記念』(10/10宇都宮)で2着、『穂の香特別』(11/3宇都宮)で2着、『天馬杯』(11/21宇都宮)で2着。
 年齢的な衰えと見るか斤量等による要因か判断に迷う部分であるが、5連覇がかかるこのレースでの復活を多くのファンが望んでいる。

 『宇都宮記念』と『穂の香特別』で2度ブライアンズロマンを破っているセントリックが順当に2番人気。
 南関東から転入してブライアンズロマンに継ぐ栃木ナンバーツーの座を確たるものとしつつある。実績的にはブライアンズロマンに比べると物足りないとしても勢いではこちらが上。
 今回同斤量での勝負となりここですんなり勝って王座交代を高らかに宣言したいところだ。

 3番人気は中央競馬からの転入馬であるキングフィーバーであるが、南関東から転入が成功したセントリック同様水を得た魚の様に当地で走り出した。
 転入緒戦は着外であったがその後破竹の4連勝!中央在籍時は30戦して1勝しかできなかったが、持っていた能力が栃木に来てようやく開花出来た様子だ。前走は重賞『ばん阿賞』(12/16足利)を制して重賞ホースの仲間入りを果たしている。

 伏兵陣。3連勝でこのクラスにのし上がってきたデュールマンは勢い注目。

 近況は掲示板確保がやっとというエイコウサイレントではあるが、去年を含め過去3年間連続してこのレース2着を確保しており1発に注意か。


 Race's Impression !

 レースは強烈な逃げ馬がいない中、オオザターボがハナを奪い同枠ウメノヴィガラスが続き落ち着いたペース。エイコウサイレントも先行して3番手。
 5番手あたりにキングフィーバー。1頭置いてセントリック。末脚に賭けるブライアンズロマンは中団よりやや後ろからの競馬。デュールマンは出負けしたか?後ろから2番手あたり。

 ペースは落ち着いて、直線での力勝負になりそうだ。


3頭の争いに絞られ  勝負所の4コーナー前からまず真っ先に仕掛けたのはキングフィーバー。エイコウサイレントを交わして捲くリ気味に進出。
 直線に入ると先頭に立っているキングフィーバーめがけて襲い掛かるのがブライアンズロマンとセントリック。脚色からもこの3頭の争いに絞られた。

 しかしキングフィーバーの脚色はまだまだ余裕で後続を振り切りゴール。ブライアンズロマンは1馬身1/2差の2着まで。3着セントリック。


キングフィーバー優勝!
キングフィーバーがブライアンズロマンを振り切る!

   ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 ブライアンズロマンは今回も軽量馬にしてやられた形になってしまったが、やはり去年の様な最強馬の姿は無く、王座を譲る時期が刻々と近づきつつある予感を感じさせるレースであった。

 鈴木正騎手にとっては今年は当り年で、アラブ4歳の頂点に立つホマレスターライツとサラブレッドではこのキングフィーバーというパートナーを得て1999年は最高の形で締めくくることが出来た。


レース結果
着順 馬名 人気 タイム
1 キングフィーバー 3 2.10.3
2 ブライアンズロマン 1 1馬身1/2
3 セントリック 2 アタマ
4 オオザターボ 11 1馬身1/2
5 ウメノヴィガラス 10 3馬身
(払い戻し)
単勝【1】530円
複勝【1】100円/【3】100円/【5】100円
枠連複【1-3】350円/馬連複【1-3】360円
Winner
キングフィーバー
リンドシェーバー Alydar Raise a Native
Sweet Tooth
ベーシイド Cool Moon
Polondra
ランバダスタイル ダンシングブレーブ Lyphard
Navajo Princess
Santa's Sister Middle Brother
Santa Paula




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