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ぶらり、草競馬
1746番目の訪問者です
 宇都宮記念   1999.10.10 宇都宮競馬場
 サラブレッド系4歳以上 ダート1900m 1着賞金 5,000,000円 (晴れ 良)

馬名 斤量/性齢 騎手 血統 馬主/所属
1 1 セントリック 56.0/牡馬7歳 平澤則雄 ミルコウジ
コトブキトミオー
橋本利夫
栃木)濱野 近
2 2 ノムラダイヤオー 53.0/牡馬4歳 山口竜 ヤエノダイヤ
ノムラスキー
野村昭夫
栃木)平石 勉
3 3 イブキノキャプテン 55.0/牡馬7歳 小野三夫 ジェイドロバリー
ミリオンスマイル
島村亀次
栃木)長島康男
4 4 ヤマノアサブキ 55.0/牡馬8歳 鈴木 正 コトノアサブキ
イナヅマセイコー
山口明彦
栃木)川村元美
5 5 ホウヨウガヴァナー 55.0/牡馬4歳 早川順一 メジロティターン
パープルホウヨウ
(有)豊洋牧場
栃木)仁岸 進
6 6 ショウワルーキー 55.0/牡馬9歳 三上智也 フォテイテン
ハイエド
柿田平吉
栃木)岩渕義三
7 7 ブライアンズロマン 58.0/牡馬9歳 内田利雄 ブライアンズタイム
ダイロマン
石山ハマ
栃木)室井康
8 ダイヤモンドカムイ 53.0/牡馬4歳 森 泰斗 タモノダンサー
ホウニンメゴヒメ
小谷野次郎
栃木)佐藤和伸
8 9 ミナミノイーグル 56.5/牡馬5歳 長島茂夫 タモノダンサー
ホウニンメゴヒメ
永嶋道治
栃木)長島康男
10 プザン 55.0/牡馬10歳 佐々木泉 プルラリズム
イソルデーサーン
信星企画(有)
栃木)木村 進

セントリック
セントリック
ブライアンズロマン
ブライアンズロマン
ミナミノイーグル
ミナミノイーグル
過去5年間の優勝馬
回数 勝馬 騎手 2着
1998年 ブライアンズロマン 内田利雄 エイコウサイレント
1997年 プザン 平澤則雄 ブライアンズロマン
1996年 ブライアンズロマン 内田利雄 オキノタツヨシ
1995年 ブライアンズロマン 内田利雄 ライフセーバー
1994年 カネユタカオー 山口竜一 サクラグッドオー
 今回の『宇都宮記念』は栃木競馬の古馬実力馬3頭が揃い三つ巴といった様相だ。
馬券的な妙味は薄いながらも秋の頂上争いの前哨戦としては見逃せないレースとなった。


 1番人気のブライアンズロマンは言わずと知れた北関東の王者。
 今年は2月の特別戦を使った後休養に入っていたが、8月復帰緒戦の『葉月特別』(8/13宇都宮)で高崎の古豪メジロモネ以下をレコードでねじ伏せて復活。9歳になった今期も王者健在であるところを見せつけた。
 『宇都宮記念』は自身4度目の優勝と2度目の連覇がかかっている。無事これ名馬とはこの馬の為にある言葉か。

 96年東京ダービー馬の看板を持つセントリックは新天地・栃木で再び輝きを取り戻しつつある。
北関東へ転厩してから7走して1着2回2着3回4着2回と安定しており、前走・前々走と特別戦を2連勝中である。トップクラスとの対戦では、『なでしこ特別』(6/29宇都宮)でイヴニングスキーに、『文月特別』(7/22宇都宮)でベラミロードに先着されてはいるが、今後は重賞を狙える器であることは十分アピールされた。
 今回ベテラン平澤騎手起用を見てもこのレースへの期待がひしひしと感じられる。

 そして約6ヶ月の休養明けであるミナミノイーグルも4歳時の実績から胸を張って王座を狙えるポジションに居る。
 4歳時に宇都宮の『しもつけさつき賞』『しもつけ菊花賞』を優勝。高崎での『高崎ダービー』『北関東菊花賞』を優勝。北関東のクラシックレースで4冠に輝いた馬だ。古馬になってからは『織姫賞』『足利記念』と2つの足利の重賞を制している。
 1番人気に支持された『開設記』念(3/28高崎)で5着、『オグリキャップ記念』(4/29笠松、GII)で7着と多少リズムを崩している感もあるが、地元に戻れば屈指の有力馬であることは間違い無い。復活を賭けた一戦。

 実績的にはこの3頭が抜けているが前走『稲穂賞』(9/26足利)を制しているホウヨウガヴァナーが早川騎手の手綱で逆転を狙う。

 昨年の『宇都宮記念』で見事ブライアンズロマンを破って覇者となったプザンが10歳になった今年はどこまでやれるかといったあたりが注目だろうか。


   ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 メンバーに強力な逃げ馬不在。1枠を利してハナを奪いに行ったのはセントリックだった。強豪相手に真っ向勝負という感じだ。
 2番手にホウヨウガヴァナーがつける。ノムラダイヤオーが続き、58キロを背負ったブライアンズロマンも4〜5番手を進む。
 イブキノキャプテンが続きミナミノイーグルは中団からの競馬。後方グループはプザン、ダイヤモンドカムイ、ヤマノアサブキ、ショウワルーキー。

 特にセントリックに競りかける馬もいないがそれほどスローでも無い。全馬一団となって進む。
 これは最後の直線でのヨーイドンのレースになりそうだ。


セントリック先頭へ

 4コーナーあたりから満を持してブライアンズロマンがまくり気味に上がって来てセントリックを捕らえにかかる。いつもの勝ちパターンだ。
 しかしセントリックに並ぶかと思われた勢いであったが思いの他脚色が鈍い。
 セントリックはまだ余力十分でその差は詰まらずブライアンズロマンに3馬身の差をつけて堂々逃げ切ってしまった。
ブライアンズロマンの完敗であった。


セントリック優勝

 セントリックが王者継承の名乗りを挙げた。暮れの『とちぎ大賞典』に向かってセントリック、ブライアンズロマン、ミナミノイーグル、イヴニングスキーなどが古馬ナンバーワンの座を賭けて熱い戦を繰り広げてくれることだろう。

レース結果
着順 馬名 人気 タイム
1 セントリック 2 2.03.8
2 ブライアンズロマン 1 3馬身
3 ミナミノイーグル 3 1馬身1/2
4 ホウヨウガヴァナー 4 1
5 ノムラダイヤオー 8 2馬身1/2
(払い戻し)
単勝【1】310円
複勝【1】100円/【7】100円/【9】120円
枠連複式【1-7】140円/馬連複式【1-7】150円
Winner
セントリック
ミルコウジ ミルジョージ Mill Reef
Miss Charisma
センターガーデン ラッサール
シャダイセンター
コトブキトミオー プルラリズム The Minstrel
Cambretta
カーニバル サンプリンス
トミマル


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