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第1回 ジャパンダートダービー GI
1999.7.8 大井競馬場
サラブレッド系4歳 選定馬 ダート2000m 1着賞金 65,000,000円 (晴れ 良)
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枠 |
馬 |
馬名 |
斤量/性齢 |
騎手 |
血統 |
馬主/所属 |
1 |
1 |
オペラハット |
56.0/牡馬4歳 |
石崎隆之 |
オペラハウス アコニットローマン |
大典牧場(有) 船橋)出川己代造 |
2 |
2 |
カサイグローリア |
56.0/牡馬4歳 |
秋田 実 |
メジロライアン イシゲスキー |
笠井益子 船橋)玉井吉丸 |
3 |
ワキシングムーン |
56.0/牡馬4歳 |
佐藤 隆 |
ダイナガリバー マルサセッター |
星野壽市 船橋)出川龍一 |
3 |
4 |
タイキヘラクレス |
56.0/牡馬4歳 |
藤田伸二 |
イブンベイ サウンドビューティ |
(有)大樹ファーム JRA)蛯名信弘 |
5 |
ボナンザローマン |
56.0/牡馬4歳 |
坂口政重 |
グレートローマン フジノタチカゼ |
遠藤博美 名古屋)今井孝一 |
4 |
6 |
オリオンザサンクス |
56.0/牡馬4歳 |
早田秀治 |
シャンハイ ミラノコレクション |
日浦桂子 大井)赤間清松 |
7 |
コスモブラボー |
56.0/牡馬4歳 |
河津裕昭 |
アルカング スゥイフトベイビー |
岡田美佐子 川崎)安池成実 |
5 |
8 |
ハイテンションパル |
56.0/牡馬4歳 |
長谷川太行 |
アルカング パルスイートミュー |
山口総業(株) 新潟)堀川勝盛 |
9 |
エムジーパレス |
54.0/牝馬4歳 |
桑島孝春 |
モガミチャンピオン ハヤカツエース |
(株)エムジーファーム 大井)高橋三郎 |
6 |
10 |
バクシンヒーロー |
56.0/牡馬4歳 |
田中勝春 |
Sea Hero Sue's Tempe |
米山清一 JRA)小林常泰 |
11 |
ウエノマルマドンナ |
54.0/牝馬4歳 |
宮浦正行 |
グリーンマウント ユウイメージ |
大東正由 大井)岡部盛雄 |
7 |
12 |
ベルモントウッズ |
56.0/牡馬4歳 |
内田博幸 |
アジュディケーティング ミスカムイ |
川上晋一郎 大井)阪本一栄 |
13 |
アドマイヤマンボ |
56.0/牡馬4歳 |
武 豊 |
Kingmambo Fortunate Facts |
近藤利一 JRA)橋田 満 |
8 |
14 |
サマーシャドウ |
56.0/牡馬4歳 |
的場文男 |
ダミスター シルバーガーネット |
中江隆一 大井)飯野貞次 |
15 |
ヒルノマインド |
56.0/牡馬4歳 |
戸部尚実 |
モガミ カネマサルビー |
蛭川正文 名古屋)新山廣道 |
 オリオンザサンクス
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第1回の『ジャパンダートダービー』である。このレースタイトルに相応しいメンバーが集まってくるのか注目された。
残念ながら全国各地で今まさにクラシック真っ盛りという時期であるので、「あの馬にぜひ挑戦して欲しい!」といった期待の馬が地元路線にまわったりしてタイトルの意図する「日本のダート4歳王決定戦!」と言うには少々物足りない気もする。
大きく分けて南関東馬は『東京ダービー』(大井)組、遠征馬は『名古屋優駿』(名古屋、GIII)組が主力。
1番人気オリオンザサンクス(大井)に地元南関東ファンの期待がかかる。
『東京王冠賞』(5/10大井)で1番人気を背負いながらまさかの3着。そこから『東京ダービー』では自力で巻き返して見事優勝。
マークされながらの正攻法の逃げでオペラハット以下を封じた力はやはり南関東4歳馬の大将格と呼ぶに相応しいのではないか。
 タイキヘラクレス
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2番人気はタイキヘラクレス(JRA)。
デビュー戦は芝で6着だったが、2走目のダート戦で未勝利を脱出すると500万条件、オープン特別の『ヒヤシンスステークス』とダートで3連勝と素質を開花。
その後はクラシック路線へ、ということで弥生賞・皐月賞へ出走したがそれぞれ8着・11着と今一つ振るわず。
再びダート路線へと戻りオープン特別で2着したあと挑戦した後『名古屋優駿』に挑戦。マイシーズン以下を豪快に差し切り優勝。出遅れ癖が有るとのことだが小回りの名古屋コースを克服していることからここでも不安は無いだろう。
初のコースでどうかという不安もあるだろうが今後も期待される1頭。
 オペラハット
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3番人気は南関東期待のもう1頭オペラハット(船橋)。
『東京王冠賞』でオリオンザサンクスを豪快に差し切った鬼脚はまだ記憶に新しい。
その差し脚はここに入っても中央勢にヒケをとらないし、大井から船橋へ転厩してこれが3戦目で環境にも慣れてくる頃。
自在に立ち回れる好枠を引いて重賞ハンター・石崎騎手で一発逆転が期待出来る。
 アドアイヤマンボ
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4番人気のアドマイヤマンボ(JRA)は『全日本3歳優駿』を勝っている重賞ウィナー。
4ヶ月の休養明けとなった名古屋優駿ではタイキヘラクレス、マイシーズンに遅れをとったもののまだ底を見せていない素質馬。
「早熟だった」と言わせない為にもここらで結果を出しておきたいところだ。人気は落ちているが武豊騎手騎乗で怖い存在。
5番人気のバクシンヒーロー(JRA)は別路線組で力関係が未知数。
前走東京ダート1600mのオープン『菖蒲ステークス』を1.35.9の好タイムで圧勝している。
一貫してダート路線を歩んでおり大井の重い砂を苦にしなければ怖い存在だ。
 ハイテンションパル
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『新潟ダービー』馬ハイテンションパルの参戦はこのレースの意義を高めてくれておりエールを送りたい。
98年度のNAR最優秀3歳馬で、『新潟皐月賞』『新潟ダービー』のタイトルを引っさげての参戦だ。通算成績10戦9勝であるが、新潟4歳馬のレベルも未知なる部分が多い為か6番人気の評価。
以下はサマーシャドウ、カサイグローリア、コスモブラボー、ワキシングムーンと地の利が生かせる南関東組が伏兵として人気であるが既にオリオンザサンクス、オペラハットとは勝負付けが終わっている感は否めない。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
レースは周知の予想通りオリオンザサンクスのハナ。ウエノマルマドンナ、オペラハット、サマーシャドウと南関東勢が前を固める。
バクシンヒーロが続きカサイグローリア、ワキシングムーン、コスモブラボー、ハイテンションパル。
スタートがあまり良くなかったかタイキヘラクレスは後方から。
エムジーパレス、ボナンザローマンがいて人気の1頭アドマイヤマンボは最後方からの競馬。
向正面に差し掛かるあたりで場内のどよめき。気分良く飛ばすオリオンザサンクスが2番手以下に20馬身以上離した大逃げ!
この無鉄砲な逃げがこの馬の持ち味であることを早田騎手は『東京ダービー』で再認識したのだろう。
グングン飛ばすオリオンザサンクスの脚色は4コーナーをカーブして直線に入っても衰えない。
追い込み態勢に入ったタイキヘラクレスは位置取りが後ろ過ぎたかオリオンザサンクスとの差は詰まってこない。
2番手以下、先行集団から抜け出してきたのはオペラハット。ゴール前グングン伸びてきた。
オリオンザサンクスは首差まで迫られたもののゴールに先頭で飛び込んだ。
記念すべき第1回目の『ジャパンダートダービー』は地元大井の馬が期待に応えた。個性派オリオンザサンクスの走りに今後も期待したい。
そして第2回以降も全国の4歳チャンピオンが日本のダートNo.1を目指して目標とされるレースとして発展して行くことを願う。
レース結果 |
着順 |
馬名 |
人気 |
タイム |
1 |
オリオンザサンクス |
1 |
2.06.9 |
2 |
オペラハット |
3 |
クビ |
3 |
サマーシャドウ |
7 |
2馬身 |
4 |
タイキヘラクレス |
2 |
クビ |
5 |
カサイグローリア |
8 |
クビ |
(払い戻し)
単勝【6】220円
複勝【6】140円/【1】170円/【14】610円
枠連複式【1-4】590円 馬連複式【1-6】260円
枠連単式【4-1】840円 馬連単式【6-1】880円
ワイド【1-6】260円/【6-14】1340円/【1-14】1490円
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Winner |
オリオンザサンクス
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シャンハイ |
Procida |
Mr.Prospector |
With Distinction |
Korveya |
Riverman |
Konafa |
ミラノコレクション |
リヴリア |
Riverman |
Dahlia |
フドウゴールド |
モハビ |
カウンテスドレスアップ |
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