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第44回 東京大賞典 GI
1998.12.23 大井競馬場
サラブレッド系4歳以上選定馬 ダート2000m 1着賞金 81,000,000円 (晴れ 良)
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枠 |
馬 |
馬名 |
斤量/性齢 |
騎手 |
血統 |
馬主/所属 |
1 |
1 |
テツノセンゴクオー |
56.0/牡馬7歳 |
鷹見 浩 |
カツラノハイセイコ ジャストエイト |
勝俣工務店 大井)大山一男 |
2 |
2 |
セントリック |
57.0/牡馬6歳 |
宮浦正行 |
ミルコウジ コトブキトミオー |
吉岡善吾 大井)岡部盛雄 |
3 |
メイセイオペラ |
57.0/牡馬5歳 |
菅原 勲 |
グランドオペラ テラミス |
明正商事 岩手)佐々木修一 |
3 |
4 |
グルメフロンティア |
56.0/牡馬7歳 |
岡部幸雄 |
トウショウペガサス バンビフアバー |
石井政義 JRA)田中清隆 |
5 |
サントス |
57.0/牡馬6歳 |
鈴木啓之 |
スプレンディドモーメント コルコバード |
隆駿 大井)須田明雄 |
4 |
6 |
カワノスパート |
57.0/牡馬6歳 |
張田 京 |
サクサスパート サチモジェーン |
幾野正光 大井)大山一男 |
7 |
キャニオンロマン |
57.0/牡馬5歳 |
佐々木竹見 |
ブレイヴェストローマン ミスファビー |
谷川弘一郎 大井)飯野貞次 |
5 |
8 |
アマゾンオペラ |
56.0/牡馬8歳 |
左海誠二 |
グランドオペラ クインモバリ |
柳澤 船橋)出川己代造 |
9 |
サプライズパワー |
57.0/牡馬5歳 |
佐藤 隆 |
ミュージックタイム シノブモチズリ |
舛添要一 船橋)川島正行 |
6 |
10 |
キョウトシチー |
56.0/牡馬8歳 |
松永幹夫 |
サッカーボーイ マウンテンクイーン |
優駿ホースクラブ JRA)中尾謙太郎 |
11 |
アブクマポーロ |
56.0/牡馬7歳 |
石崎隆之 |
クリスタルグリッターズ バンシューウエー |
デルマークラブ 船橋)出川克己 |
7 |
12 |
コンサートボーイ |
56.0/牡馬7歳 |
的場文男 |
カコイシーズ コンサートダイナ |
森杉 茂 大井)栗田 繁 |
13 |
ミナミノジャック |
56.0/牡馬7歳 |
白田日出夫 |
トニービン ジャックセレーネ |
永嶋道治 大井)太田 進 |
8 |
14 |
ワイルドブラスター |
56.0/牡馬7歳 |
橋本広喜 |
ワイルドアゲイン ダーリングミスキュー |
林 儀信 JRA)新井 仁 |
15 |
エムアイブラン |
57.0/牡馬7歳 |
武 豊 |
ブライアンズタイム ユキグニ |
谷口貞保 JRA)伊藤修二 |
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(上段)アブクマポーロ (中段)左:メイセイオペラ/右:グルメフロンティア
(下段)左:エムアイブラン/右:コンサートボーイ
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大井競馬場で春の『帝王賞』に並ぶ古馬ビッグレース『東京大賞典』。
暮れの長距離重賞として親しまれてきたこのレースは今年から2000mへと距離が短縮され、スピードとタフネスを兼備した馬を求めるレースへと変わった。
*第1〜7回は2600m、第8〜34回は3000m、第35〜43回は2800m
1995年からダートグレードレースとして開放され、95年はアドマイヤボサツ、96年はキョウトシチー、97年はトーヨーシアトルと中央勢が優勝して、地方勢は」悔しい思いをしている。
しかしながら今年の『東京大賞典』は中央を凌ぐメンバーで地方勢が迎え撃つ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
今年に入って、『川崎記念』(川崎、GI)、『ダイオライト記念』(船橋、GII)、『かしわ記念』(船橋、GIII)、『帝王賞』(大井、GI)、『NTV盃』船橋、GIIIと中央の砂巧者相手に5レースもの統一グレードレースを制している船橋のアブクマポーロが堂々たる主役だ。
ステップとして選んだ大井のグランドチャンピオン2000を楽勝し万全の態勢で望む。
そして水沢から挑戦するメイセイオペラ。
10月に盛岡で行われた『南部杯』(GI)でみごとアプクマポーロを押さえてGIタイトルを手にした。地の利を生かしての勝利には違いないが、マイルを上がり35.5秒でまとめ1.35.1のレコードで逃げ切ったスピードと強さはその名を全国に知らしめることとなった。
地元盛岡の『北上川大賞典』を大楽勝した勢いで再び南関東に乗り込んで来た。
3番人気はグルメフロンティア。
『フェブラリーステークス』(東京、GI)を快勝した後、秋2戦して今一つ成績は冴えないが名手・岡部騎手を配して叩き3戦目での変わり身が期待される。
4番人気のエムアイブランは『ウインターステークス』(中京、GII)を2着して今期好調をアピール。
5番人気は地元大井の古豪コンサートボーイ。
97年の帝王賞を優勝した実力馬であり10ヶ月半休養後『グランドチャンピオン2000』を3着した後、前走『東京記念』を優勝して実力健在をアピールしている。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
4万人を超える観衆の見守る中ゲートが開いた。レースはサントスが内目の枠を利して鼻に立つ。控えても大丈夫なメイセイオペラは2〜3番手でキャニオンロマンと並んで折り合う。
サプライズパワー、コンサートボーイ、アブクマポーロ、テツノセンゴクオー、キョウトシチー、セントリック、アマゾンオペラあたりが好位集団。
アブクマポーロは内でじっと我慢。カワノスパート、ワイルドブラスターと続きミナミノジャック、エムアイブランが並ぶ。そして出遅れたグルメフロンティアが最後方からのレースとなった。
逃げるサントスはグングン飛ばしキャニオンロマン、メイセイオペラの2番手集団を10馬身程引き離す大逃げで場内が沸く。
しかし直線に向いて満を持して脚を伸ばすメイセイオペラが先頭に立つ。これを内から馬群を割って力強く抜け出してきたアブクマポーロが並ぶ間もなくメイセイオペラを交わす。
つれて上がってきたコンサートボーイが良く伸びてきたが3着まで。
地方競馬ファンの期待を背負ったアブクマポーロに、そして実力の全てを出しきってアブクマポーロに迫ったメイセイオペラに場内の観客は歓声を惜しまなかった。
レース結果 |
着順 |
馬名 |
人気 |
タイム |
1 |
アブクマポーロ |
1 |
2.05.4 |
2 |
メイセイオペラ |
2 |
2馬身1/2 |
3 |
コンサートボーイ |
5 |
3/4馬身 |
4 |
エムアイブラン |
4 |
2馬身1/2 |
5 |
グルメフロンティア |
3 |
1/2馬身 |
(払い戻し)
単勝【11】180円
複勝【11】110円/【3】130円/【12】210円
枠連複【2-6】320円 / 馬連複【3-11】340円
枠連単【6-2】530円 / 馬連単【11-3】570円
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Winner |
アブクマポーロ
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クリスタルグリッターズ |
Blushing Groom |
Red God |
Runaway Bride |
Tales to Tell |
Donut King |
Fleeting Doll |
バンシューウェー |
ペール |
Milesian |
Paleo |
ポーロニアユミコ |
プロント |
ミスオリオンの弐 |
(主な重賞勝ち鞍)
帝王賞(98'大井、GI) 川崎記念(98'川崎、GI)
ダイオライト記念(98'船橋、GII) かしわ記念(98'船橋、GIII)
NTV盃(98'船橋、GIII) 東海ウインターステークス(97'中京、GII)
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