第19回　浦和記念　ＧＩＩ 　1998.12.9　浦和競馬場 　サラブレッド系4歳以上　ダート2000m　1着賞金　45,000,000円　（晴れ　重） 枠 馬 馬名 斤量/性齢 騎手 血統 馬主/所属 1 1 シービーダイコク 55.0/牡馬9歳 佐藤祐樹 ミスターシービー トウカイサンデイ 高橋秀夫 大井）波多野高次 2 2 エフテーサッチ 54.0/牝馬6歳 森下　博 スイフトスワロー ジョージマツカゼ 深野茂雄 浦和）小林文次 3 3 タイキシャーロック 55.0/牡馬7歳 四位洋文 ジェイドロバリー ビラローズ 大樹ファーム JRA）土田　稔 4 4 メイショウアムール 55.0/牡馬8歳 河内　洋 ワッスル プリンセスダンサー 松本好雄 JRA）高橋　直 5 5 メイショウモトナリ 56.0/牡馬5歳 安田 康彦 アレミロード ルハビー 松本好雄 JRA）安田伊佐夫 6 6 キョウトシチー 55.0/牡馬8歳 松永幹夫 サッカーボーイ マウンテンクイーン 優駿ホースクラブ JRA）中尾謙太郎 7 7 ロバリーハート 56.0/牡馬6歳 向山　牧 ジェイドロバリー ミルハート 島田利雄 新潟）横山孝四郎 タイキシャーロック キョウトシチー ロバリーハート メイショウアムール 　1996年からダート統一グレードＩＩとして生まれ変わった浦和記念は、賞金的に浦和競馬最大のレースとなると同時にJRAや全国の強豪が集う見ごたえのあるレースへと生まれ変わった。 　　　◇　◇　◇　◇　◇ 　1996年はダート重賞8連勝中の砂の女王ホクトベガが参戦し優勝。1997年は前年ホクトベガに2着したキョウトシチーがダートＧ�T馬タイキシャーロックとの熾烈なマッチレースを制し優勝。 　統一重賞として3回目となる今年の見どころは２連覇が懸かったキョウトシチーと去年の雪辱を果たしたいタイキシャーロックとの因縁の対決である。 　今年の浦和記念は少頭数ながら豪華な顔ぶれが揃った。6頭の統一グレードタイトルホルダーの参戦。 　1番人気の南部杯（G�T,97'盛岡）タイトル馬タイキシャーロックと、2番人気で去年の覇者であるキョウトシチー。 　そして、『群馬記念』（98'高崎、ＧＩＩＩ）を制しているロバリーハート、『ブリーダーズゴールドカップ』（98'旭川、ＧＩＩ）を制しているメイショウアムール、『スーパーダートダービー』（97'大井、ＧＩＩ）を勝った後『フェブラリーステークス』（98'東京、ＧＩ）でも2着した素質馬メイショウモトナリ。 　そして地元浦和から果敢に挑戦する『マリーンカップ』（98'船橋、ＧＩＩＩ）を勝ったエフテーサッチである。 　　　◇　◇　◇　◇　◇ 　ゲートが開くと1番人気のタイキシャーロックがまさかの出遅れ。しかしながら自在性ある脚質を生かしすぐさま先頭から3頭目の好位置におさまる。地元のエフテーサッチが引っ張る淡々とした流れ。 　キョウトシチーは終始後方に控え外々を回される形になりレースがしづらそうに見えた。地方競馬ファンの期待を背負ったロバリーハートはさらにその後ろに待機。 　3コーナーあたりに差し掛かるとタイキシャーロックがぐんぐんと加速し4コーナー直線に差しかかると既に他馬を離して独走態勢。もがくキョウトシチー、ロバリーハート。 　結果タイキシャーロックは2着に5馬身差をつけ圧勝。きっちり去年の雪辱を果たす形となった。 横山典弘騎手からバトンタッチされた四位洋文騎手の手綱さばきとタイキシャーロックの強さが光ったレースであった。 　2着には先行していたメイショウアムールが意地を見せた。 レース結果 着順 馬名 人気 タイム 1 タイキシャーロック 1 2.04.4 2 メイショウアムール 4 5馬身 3 メイショウモトナリ 5 2馬身 4 キョウトシチー 2 クビ 5 エフテーサッチ 6 2馬身 （払い戻し） 単勝【3】180円 複勝【3】120円/【4】280円 枠連【3-4】820円 Winner タイキシャーロック ジェイドロバリー Mr.Prospector Raise a Native Gold Digger Number Nijinsky Special ビラローズ Key to the Mint Graustark Key Bridge Hatton's Rose Buckpasser Gay Matelda （重賞勝ち鞍） 南部杯（97'盛岡、ＧＩ）　エルムステークス（98'札幌） Copyright©2004 ぶらり、草競馬 ,All Rights Reserved ぶらり、草競馬　https://www.burakusa.com/