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ぶらり、草競馬
1539番目の訪問者です
 第31回三条グランプリ  2001.8.15 三条競馬場
 条件)サラブレッド系一般  距離)ダート1700m  1着本賞金)2,500,000円  馬場コンディション)晴れ/良

 Introduction !

過去5年間の優勝馬
第31回 スリーパーク
第30回 クレッセル
第29回 イブキクラッシュ
第28回 ヤングノーブル
第27回 トミノゴーラン
三条

 文句無しの晴れ・良馬場。。。とにかく「夏の新潟は暑いなあ」という感じでビールがやたら美味いんだけれど、すぐ汗になってだらだらと流れる。コンクリートで出来たベンチ(?)に座ってぼーとしているとただそれだけで、「ああ、夏休みだ〜」と感じるような、そんな一日でした。暑いのが苦手な人にはたまらなくつらい日だったでしょうねえ。

 三条競馬場は以前と変わりなく飾りっ気のないこじんまりとしたたたずまいののどかな競馬場であった。
 スピードくじによる抽選会やら、お子様限定のかき氷販売やスイカの無料(だったかな?)サービスなどが行われておりちょっとした夏の演出もあって雰囲気も楽しかった。
 そして本日は終戦記念日。実況アナウンサーの声に促され12時から1分間の黙祷が捧げられました。

 昨年度は休催で、今年度再開された三条競馬でありますがアラブの重賞も健在であったりするのも嬉しい。
 もっとも、地元で馬券を買っているおじちゃん達には「アラブだ、サラだ」なんて関係無く、むしろ「新潟はまだアラブが健在だ。観に行くぞ!」と喜んで出かけて行くのは結構遠方の方々だったりして。。。かくいう私も前日の新潟アラブ大賞典を観に来るか、この三条グランプリにするか迷ったクチですが。
 前回来たのがアラブ重賞の新潟平成カップだったので今回はサラブレッドのレースを、という次第です。

 今日のメインレース『三条グランプリ』は去年までは『三条記念』というレース名であった。歴史のあるレース名を変えるのは私的には抵抗のあるところですが、売上低迷がささやかれている(というか、周知の事実ですが。。。)。
 新潟県競馬の「新しい何か」を期待しつつ良し!としておきましょうか。新しい歴史を刻んで行く名馬の出現を期待したい。


 Entry !

馬名 斤量/性齢 騎手 所属
1 1 アロートゥスズカ 52.0/牡馬11歳 米谷康秀 高橋
2 2 アービルシーザー 55.0/牡馬6歳 山田信大 横山
3 3 セントブライト 52.0/牡馬4歳 向山 牧 松川
4 4 アカシサミット 53.0/牡馬8歳 五十嵐剛紹 村松
5 5 テツノセンゴクオー 55.0/牡馬9歳 根岸良昌 横山
6 6 インターパレード 52.0/牡馬6歳 森川一二三 飯泉
7 7 ヤシロビックボーイ 53.0/牡馬4歳 渡邉正治 赤間松
8 8 イエロードリーム 52.0/騙馬5歳 小嶋耕輝 赤間亨

アービルシーザー
アービルシーザー
インターパレード
インターパレード
セントブライト
セントブライト


 新潟のサラブレッド古馬クラスは確たる大将がおらず上位混戦模様みたいですね。
 まずは。。。今年の『新潟グランプリ』(1/2新潟)を勝ち、高崎の『開設記念』(3/25)でも2着に好走しレベルの高いところを見せたエーブブレーンが春に岩手に転厩してしまったのは新潟県競馬ファンにとっては手痛いですねえ。
 現在の実力上位馬を見ると。。。交流重賞の常連であるエビスヤマトは地元馬相手なら楽勝だろ、と思えばそうでも無いようだ。というか地元ではあまり走っていないなあ、この馬(笑)。
 去年はラ・フランス賞(00'上山)でも2着に好走したセカンドゲスは期待の1頭。あとは99年の新潟グランプリ馬であるミスズトニーオーも重賞レースの上位常連。このあたりが大将格でしょうか。

 それでもってこのあたりの実力上位馬が皆このグランプリを回避と。おいおい、ラブリーハートが1年振りに重賞を勝った前日の『新潟アラブ大賞典』を観に来た方が正解だったかな(苦笑)。
 ファン投票からの出走はアービルシーザーとアロートゥスズカだけとなってしまった。寂しいなあ。

 今回出走のメンバーでは『豊栄記念』を勝っているアービルシーザーがやはり実績でトップ。
 重賞では少し足りない感じの成績であったがこの春はA2特別を2連勝した勢いに乗って挑戦した『豊栄記念』(5/5新潟)でセカンドゲス以下を退け優勝。その後、『東北サラブレッド大賞典』(6/19上山)にも挑戦し結果6着。
 6着という着順は。。。評価に微妙な着順ではありますが(笑)。

 2番手はインターパレード
 成績を見ると重賞ではちと厳しそうだが、三条開催に移ってA2特別戦で2連勝でパーフェクト。コース巧者のようだ。夏は好調馬を狙えという点で期待ですな。

 堅実に走るイエロードリームセントブライトも注目か。
テツノセンゴクオーなんて関東人からすると懐かしいけど成績的にはちょっと頭打ちみたい。


 Race's Impression !

最後の直線

 レースは控えると見られていたイエロードリームが思い切ってハナに立った。
 それを終始がっちりマークして追い掛けたアービルシーザーとインターパレードであったが、ともに途中でイエロードリームを捕まえに行かず結果的に楽に逃がしてしまったようだ。直線イエロードリームを捕らえにかかった2頭であったが逃げ切られてしまった。

 直線のアービルシーザーとインターパレードはヨーイドン!の直線勝負ではちょっと瞬発力が足りなかったかな、という印象。


逃げ切り、イエロードリーム!
Click! 【大きな画像で観る!(jpeg画像52KB)】
 小嶋耕輝騎手が思い切った作戦でイエロードリームの新味を引き出して好騎乗が光ったレースだった。

 ただ、このレースに関しては実績上位のアービルシーザーに強いところを見せて欲しかったなあ、とちょっぴり不満も。馬券も縦目を抑えていなかったんでハズれたし。
 負ける前にビールともち豚を食べておいて良かったわ(苦笑)。


レース結果
着順 馬名 人気 タイム
1 イエロードリーム 3 1.51.1
2 インターパレード 2 1/2馬身
3 アービルシーザー 1 3/4馬身
4 セントブライト 4 5馬身
5 ヤシロビックボーイ 6 1馬身1/2
(払い戻し)
単勝【8】1060円  複勝【8】100円/【6】110円/【2】100円
枠番連複【6-8】1790円/枠番連単【8-6】4100円
Winner
 イエロードリーム  父)ヤマニンゼファー
母)ロイヤルクロス 母父)スリルシヨー




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