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ぶらり、草競馬
1535番目の訪問者です
 葉月特別  2001.8.13 宇都宮競馬場
 条件)サラブレッド系一般  距離)ダート2000m  1着本賞金)3,000,000円  馬場コンディション)晴れ/良

 Introduction !

 お盆休みということもありなかなかお客は集まっていた。前回行ったブライアンズロマンの引退式の時の方が混んでいたけど。
 金沢競馬のMRO金杯の場外発売もやっていた。私自身もこちは力関係が良くわからないけど、地元のおじちゃん達は喜んで買っていたみたい。宇都宮での他場発売は割かし好評のようにみえます。


 Entry !

馬名 斤量/性齢 騎手 所属
1 1 ケージーラッキー 55.0/牡馬6歳 三上智 早川
2 2 キングフィーバー 55.0/牡馬6歳 鈴木 正 中村和
3 3 オリエントハンター 56.0/牡馬4歳 山口竜一 田畑
4 4 ハーブブランド 55.0/牡馬5歳 水野貴 長島
5 5 エーピーノホシ 54.0/牡馬9歳 藤本靖
6 6 ウルマデイゴ 55.0/牡馬8歳 平沢則
7 7 タカラホマレ 55.0/騙馬5歳 佐々木泉 室井兼
8 8 タイキスコーピオ 55.0/牡馬7歳 野澤憲 仁岸
9 イヴニングスキー 56.5/牡馬6歳 内田利雄 室井康

ウルマデイゴ
ウルマデイゴ
オリエントハンター
オリエントハンター
イヴニングスキー
イヴニングスキー


 JRAの天皇賞トライアル代表馬選定競走であるこの葉月特別。
 昨年まではオープン特別の非重賞戦だったので、あまり意識しない地元の方にとっては「今日の特別戦勝つとJRAに挑戦出来るんだ。ふ〜ん。」そんなレベルの認識だったんじゃないかな。
 そういう点ではJRAのトライアルレースへのステップレースが北関東グレード制導入に伴い重賞レースに格上げされて重みが出たことには意義があると思う。ちなみにグレードはG2。

 ただ、個人的な意見としては北関東グレードによる重賞の数は多すぎるのではないかな?と思っている。
 重賞戦が多いのはそれはそれで楽しいのだが、G3クラスの番組を見ると去年までオープン特別だった番組を数を揃える為にムリムリに重賞昇格させたレースもあるような気がする。
 それよりもG1及びG2クラスの賞金格差を持たせ上位グレードレースのステータスを上げた方が番組的には面白いと思うのですが。。。皆さんはどのような意見をお持ちでしょうかねえ?

 さて、栃木競馬の古馬オープンクラスのレースというのも最近メンバー的に正直新鮮味があまり無い。強い馬はいるが下の方から底上げがされて行かないから役者が決まってしまう。馬券的にはむしろB1・B2クラスの激戦区のレースの方が余程食指が動くなあ(苦笑)
 今日のレースを見ても、このメンバーにベラミロードとカヌマオペラオーあたりが加わるとそれでベストメンバーということになりますねえ。そして北関東グレードG2レースなのに高崎競馬からエントリーが無いのも今後の課題にして欲しいですね。

 特別戦2連勝中のウルマデイゴがもっか絶好調。
 2戦とも負かした相手がイヴニングスキーだからまあレベル的にも胸を張れる内容でしょう。
 成績を見直してみると。。。この馬まだ栃木競馬に来て重賞未勝利なんですね。1つくらい勝っているイメージがあったのでちょっと意外。南関東時代から通算で重賞と名が付くレースに勝っていないこの馬にとっては今回はチャンス。

 オリエントハンターが4月の特別戦で1着して以来の出走。
 この暑い盛りの時期に復帰という意図が今ひとつ理解できない部分ではあるが、出走する限りはやはり有力。
 けれども。。。馬体重プラス10キロで、パドックで見ても今ひとつキビキビとした覇気が感じられず、どーも走りそうな気配が感じられないなあ。今日はこの馬の馬券を買いに来たんだけど。。。

 3番人気イヴニングスキーの方が馬券的には妙味がありそうだ。
 去年のローテ−ションを見ても夏場は弱そうだし、それと最近は善戦マンというイメージが定着しつつあり(苦笑)、人気に成り切らないようだ。非重賞戦を含めても『足利記念』以来勝ち鞍無し。一時期の勢いと比べるとやはり衰えは隠せないなあ。
 それでもコンスタントに掲示板上位に食い込んで来るタフな馬である。で、この時期まで使ってくるのは状態の良い証拠と見る。

 眠れる獅子(?)キングフィーバーも復調途上。
 ハーブブランドも一発を秘めるが一発出たあとのの2発目が続かない(笑)。安定感に今ひとつ乏しく上位3頭とは差がある。


 Race's Impression !

ウルマデイゴ、逃げ切り!
Click! 【大きな画像で観る!(jpeg画像53KB)】
 さてレースは予想通りスイスイと離し気味にウルマデイゴが逃げを打った。
 タイキスコーピオが単独の2番手で以下はかたまって集団になってついて行く。
 イヴニングスキーは集団の丁度真中あたりから。オリエントハンターはそのやや後ろから。
 こういう流れになるとやはり2周目後半までレースは動かなくなる。ウルマデイゴ=平澤騎手のマイペース。

 2周目の3コーナーあたりでレースがようやく動きだす。この辺で既にオリエントハンターの行きっぷりが悪いなあ。エンジン掛からず。

 直線に向いて先頭相変わらずウルマデイゴでまだリードの貯金がありそう。
 エンジン全開して追い上げてくるイヴニングスキーであったがちょっと先頭には届きそうも無い。
 ウルマデイゴが自分のマイペースでまんまと逃げ切った。


   ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 平澤騎手はこういう逃げ馬に乗ると上手く逃げ切るなあ。3連勝を決めてウルマデイゴは重賞初制覇となった。

 イヴニングスキーは直線だけの競馬で2着狙い的な乗り方だったような気もするが(苦笑)。
 オリエントハンターは復帰初戦でしかたないか。キングフィーバーもまだまだ復調途上ですなあ。

 去年はこのレースをブライアンズロマンが勝ってオールカマーに挑戦したんだけど、ウルマデイゴはどうなんでしょうね?私は。。。8割方挑戦しないと見てますが(苦笑)。


レース結果
着順 馬名 人気 タイム
1 ウルマデイゴ 1 2.10.3
2 イヴニングスキー 3 2馬身1/2
3 ハーブブランド 6 1/2馬身
4 キングフィーバー 4 2馬身
5 タカラホマレ 8 4馬身
(払い戻し)
単勝【6】140円  複勝【6】100円/【9】150円/【4】300円
枠番連複【6-8】310円/枠番連単【6-8】450円
馬番連複【6-9】2900円/馬番連単【6-9】440円
ワイド【6-9】300円/【4-6】920円/【4-9】930円
Winner
 ウルマデイゴ  父)ノーザンアドヴェンチャー
母)コスモジユピター 母父)ホープフリーオン




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