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1313番目の訪問者です |
第7回マイルグランプリ
2001.4.17 大井競馬場
条件)サラブレッド系4歳以上 距離)ダート1600m 1着本賞金)45,000,000円 馬場コンディション)晴れ/良
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過去5回の優勝馬 |
第6回 インテリパワー(川崎)
第5回 ゴールドヘッド(大井)
第4回 アブクマポーロ(船橋)
第3回 コンサートボーイ(大井)
第2回 コンサートボーイ(大井)
第1回 アマゾンオペラ(船橋)
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まだまだ歴史の浅い重賞ですが4500万円の高額賞金を誇る南関東G1となればやはり一流の古馬達が出走してきます。
ローテーション的には『帝王賞』への力試しとしてステップを組む馬もいる。大井競馬が指向するスピード競馬にマッチしたG1レースとして今後は大井を代表する最高峰レースの一つとして歴史を刻んで行くのでしょう。
定量戦で実力馬達には有利な条件。今まで斤量差を貰って有利だった馬達には厳しいレースだ。ただし内回りコース使用というのがミソか。
枠 |
馬 |
馬名 |
斤量/性齢 |
騎手 |
所属 |
1 |
1 |
サンデーツヨシ |
57.0/牡馬4歳 |
内田博幸 |
大井)赤間 |
2 |
2 |
ミナミノシェーバー |
56.0/牡馬8歳 |
佐藤祐樹 |
大井)太田 |
3 |
3 |
アローセプテンバー |
56.0/牡馬6歳 |
張田 京 |
船橋)岡林 |
4 |
ワールドスペクター |
56.0/牡馬3歳 |
鷹見 浩 |
大井)倉内 |
4 |
5 |
ハカタコバン |
56.0/牡馬3歳 |
戸崎圭太 |
大井)香取 |
6 |
ナショナルスパイ |
56.0/牡馬3歳 |
桑島孝春 |
大井)高橋 |
5 |
7 |
タイセイリーフ |
55.0/牡馬3歳 |
金子正彦 |
川崎)鳥飼 |
8 |
ゴールドヘッド |
56.0/牡馬3歳 |
的場文男 |
大井)蛯名 |
6 |
9 |
サプライズパワー |
56.0/牡馬3歳 |
石崎隆之 |
船橋)川島 |
10 |
サマーシャドウ |
56.0/牡馬3歳 |
的場直之 |
大井)飯野 |
7 |
11 |
インテリパワー |
56.0/牡馬6歳 |
今野忠成 |
川崎)秋山 |
12 |
チェイスチェイス |
56.0/牡馬3歳 |
佐藤 隆 |
大井)大山 |
8 |
13 |
キャニオンロマン |
56.0/牡馬3歳 |
吉井竜一 |
大井)飯野 |
14 |
カガヤキローマン |
56.0/牡馬3歳 |
森下 博 |
大井)高柳 |

アローセプテンバー
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インテリパワー
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サプライズパワー
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ゴールドヘッド
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1番人気はアロセプテンバー(船橋)。
前走『ダイオライト記念』(3/14船橋,GII)は好位に付けて伸び切れず4着。距離2400mはこの馬には少々長かったか。
今年のスタートは『フェブラリーステークス』(東京、GI)からだったが、そこでは着順こそ10着と振るわなかったが見せ場十分出で勝ったノボトゥルーに1.0秒差ならそれほど負けていない。
マイル戦は10戦4勝2着3回と得意距離。内回りの好枠というのもこの馬にはピッタリの条件。
2番人気はインテリパワー(川崎)はメンバー中唯一のGI馬で、去年のこのレースの覇者でもある。
『帝王賞』を考えると南関東のエース級であるこの馬には今回良いレース振りを見せて欲しいところだ。
去年は後半リズムを崩し『東京大賞典』では12着惨敗で終わってしまったが、年明けて『川崎記念』(1/26川崎、GI)3着、『金杯』(3/1大井)1着、前走の『ダイオライト記念』で2着と徐々に"らしさ"を取り戻して来た。
3番人気はサプライズパワー(船橋)。
裂蹄持ちで苦手な冬場であるが暖かくなりコンディションを上げてきて『東京シティ盃』(1/17大井)、『フロンティアスプリント盃』(3/27大井)と目下南関東重賞を2連勝中。
『金盃』を避けて手堅く賞金を取りに行ったと邪推したくなるが(笑)、やはり狙ってレースを勝てるというのも通算の連対率が7割を超える安定した成績だからこそ。
以前は先行して抜け出す競馬が理想に思えたが、最近は先頭で引っ張りそのまま逃げ切る競馬で良い成績を残している。
4番人気ゴールドヘッド(大井)の評価が最近難しくなってきた。
大井コース10勝を誇り一昨年はこのレースを勝っている馬であるが去年あたりから徐々に安定感を失いつつある。
以前は逃げればしぶとい走りを見せていたのだが、現状はハナも奪えない状況で『アフター5スター賞』(大井)では3番手に控えトップハンデを背負い差し切っているわけだから脚質に幅が出たという見方も出来るのだが。。。
以前の粘りが無くなっているのは確かですネエ。
5番人気キャニオンロマン(大井)。
ある意味南関東で最も復活が待たれる馬。4歳時、サプライズパワー以下を相手にしなかった羽田盃を持ち出すのももう昔話になってしまいつつあるが、前走『金盃』(大井)では約2年振りの連対を果たしファンを狂喜させた。
故障により波乱万丈があったが幻の3冠馬といわれるその真の実力はまだ発揮していない。しかし良くここまで持ち直してきたな、と正直頭が下がる。
6番人気サンデーツヨシ(大井)は東北3歳チャンピオンの看板を引っさげて鳴り物入りで転入して来た馬だが南関東クラシック戦線では結果が出ず、その後も重賞戦線では苦戦していた。
が、今年に入ってから『東京シティ盃』(大井)で3着、前走『フロンティアスプリント盃』(大井)で2着と短い距離でしぶとい競馬を見せた。
今回唯一の4歳挑戦馬で今後への期待を含めて注目の1頭だ。
テンに速いカガヤキローマンを交わしてハナに上がって行ったのはサプライズパワー。
アローセプテンバーも好枠からいつものポジションである3番手あたりをすんなりと確保。
キャニオンロマンは外枠であったが押して先行集団に取りつく。
サンデーツヨシ、インテリパワー、ゴールドヘッドも先行集団を見れるあたりの位置取り。
有力どころではナショナルスパイが後方からの競馬となった。
淀み無いペースの中、並びはそれ程入れ替わること無く3コーナーから4コーナーへ。
カガヤキローマンとサンデーツヨシを交してサプライズパワーを捉えに行ったのはアローセプテンバー。
インテリパワー、ゴールドヘッド、キャニオンロマンあたりも徐々に先頭との間隔を詰めに掛かる。
ここからは追い比べ。が、既に3番手以下とは位置取りの差が明確で最後まで粘るサプライズパワーだったが、脚色断然のアローセプテンバーがゴール前きっちり差し切った。
3着には粘ったサンデーツヨシ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
上位人気馬達は恐らく実力的にあまり差が無いと思うが、人気の一角インテリパワーは枠が災いしたか結果的には内回りコースとしては位置取りが後ろ過ぎたか。
逆にアローセプテンバーはハイペースの流れの中好位に付けて理想的な流れになった。
流れ一つで順位が変わってきそうだが比較的短い距離のレースはアローセプテンバーに分が有りそうな気もする。逆にインテリパワーは本番の帝王賞では巻き返してくることでしょう。
レース結果 |
着順 |
馬名 |
人気 |
タイム |
1 |
アローセプテンバー |
1 |
1.37.6 |
2 |
サプライズパワー |
3 |
1/2馬身 |
3 |
サンデーツヨシ |
6 |
2馬身 |
4 |
ゴールドヘッド |
4 |
1/2馬身 |
5 |
インテリパワー |
2 |
1/2馬身 |
(払い戻し)
単勝【3】260円 複勝【3】130円/【11】1260円/【5】130円
枠番連複【1-8】1030円/枠番連単【1-8】1240円
馬番連複【1-11】8860円/馬番連単【1-11】9280円
ワイド【1-11】1840円/【1-5】210円/【5-11】4230円
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Winner |
アローセプテンバー
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父)ダイナガリバー |
母)ハーバーバラード |
主な勝鞍
東京シティ盃(02'大井) 京成盃グランドマイラーズ(99'船橋)
テレビ埼玉杯(99'浦和) 東京湾カップ(98'船橋)
ゴールドカップ(98'浦和)
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