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(1998.9.5up)
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山に夜の帳が降りるころ...
北の国の夏は短い。その夏の夜を慈しむ様に旭川地元の競馬ファンは「よっしゃ、今夜は山に行って決戦や!」を合い言葉に訪れるこの競馬場。
向こう正面に上川平野。天気が良ければ遥かに大雪連峰。それら大自然の背景をバックに従えた絶好のロケーションを持つ旭川競馬場である。夏の風物詩旭川ナイトレースを目当てにファンは車を走らせて行く。
北海道の競馬ファンにとっては夏休みシーズンというと岩見沢競馬場のばんえい競馬開催とこの旭川ナイトレースが夏の代名詞であり、岩見沢開催が終わり旭川開催が終わりを告げる頃には「またしばれる冬がくるなあ」と、秋も終わってないのに気が早い人もいるのでは?
「わざわざ北海道まで来てホントに2ヶ所も競馬場行くんすか?」
連れのO君はゴネ始めるが競馬場までの無料送迎バスに乗ってしまえばこっちのもの(ゴメンネ!)。
「まあまあ、明日は旭川で旨い寿司でも奢るから!」とか言っておいたけど、”おおっ、泊っているホテルの真ん前から送迎バスが出てるなんて!こりゃ競馬場が俺を呼んでいるってこったな!”と早くも心は旭川競馬場へ。
昼間のばんえい競馬、夜のナイター競馬。なかなかに贅沢な旅だ(残念ながら同日のダブルヘッダーとはならなかったが)。
バスで30分といえば結構な距離だ。が、「遠い」と思うか、「たったの30分でお馬に逢える!」と思うかは人それぞれ。
送迎バスの中をチラリと見渡す。新聞を指差し笑顔で語らうお兄さん二人。一人は軽く体をスイングさせつつ...。ハハハ、競馬場へ向かうこの時間を楽しんでいる様である。
彼らを、陽が傾きかけると自然に脚が山に向かう「旭川山岳民族」と勝手に名付けさせてもらった。
私も山だの川だの近くに在る競馬場はとても好きなクチなので、旭川に住んでたら毎週末バスの中で顔を合わせている様な気も...。
旭川は大井競馬場に続きナイターを実施した競馬場であるわけだが、続いてナイター開催している川崎競馬場も加えた三場ともそれぞれ雰囲気が違い面白い。
大井競馬場はカクテルライトとそれが映える様にと見栄えのする白い川砂を入れてスモークを焚き雰囲気を作り出す。人口的に作られた空間での演出が映える競馬場である。
川崎競馬場はまた一味違い、川崎という街の雑然とした”にぎやかさ”を場内に持ち込んでいる。内馬場に駐車場や児童公園がありとにかく人の出入りが激しくいかにも街中の競馬場といった雰囲気。
旭川競馬場は川崎競馬場とは好対照的で自然の一部に溶け込み「ドーンと構えた」ゆったりした造り。
派手さの無いほのかなライティングが暗い山々とコースを同化させて、オレンジ色に照らし出されたゴール前を格好の舞台装置に仕立て上げるのだ。自然の成せるワザである。関東二場とくらべても視界を妨げる障害物がなく”見やすいなあ”というのがコースの第一印象。
平地コースの内側には直線200mのばんえいコースを擁し、現在の北海道の競馬場で唯一平地競馬とばんえい競馬の両方が実施されている競馬場である。
平地コースは1周が1300mと地方競馬の施設としては比較的大きなトラックを持っているのでジョッキーの駈引きが楽しめそうだ(先行有利はここでも鉄則のようではあるが...)。
小雨混じりの競馬場が夕闇に浮かび上がり...
入場ゲートの前で我々を出迎えて下さったのは北海道市営競馬組合のF氏。初対面であるがインターネット上で知り合うこととなり今回競馬場を色々御案内頂けることになっていた。
北海道の競馬は、ホッカイドウ競馬と呼ばれる平地レースを北海道が運営し、ばんえい競馬は北海道市営競馬組合が運営している。
つまりF氏はばんえい競馬運営に携わっている方である。初めて主催者の手によって製作されたオフィシャルページばんえい競馬のホームページ製作も担当されている。
休日であるにもかかわらずF氏は「ロケーションも施設もなかなかのもんでしょ!昼間で晴れていればあちらに大雪山系が見えるんですよ。」とおっしゃりながら色々御案内下さった。
後で知ったのだが本日はF氏御本人の誕生日ということで”ふもと”では愛する娘さんと奥様がケーキを前に待っていたそうでホント恐縮してしまった。
競馬場のロケーションも素晴らしいが、まずは旭川の人の優しさにふれて感激した次第!

実況担当・小枝佳代さん 帯広出身
(お気に入りの騎手)南井克己/松本隆宏
(お気に入りの馬)ヤマノセイコー
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F氏の先導で実況中継を行う放送室を見学させて頂く。一般のファンとしてはなかなか見ることの出来ない舞台裏である。
実況中継を担当するのはこの道ベテランの小枝佳代アナ。
”実況中継アナウンサーというとレース前は馬の名前を念仏の様にブツブツ唱てるんだろうなあ” なんてイメージがあったが、いや余裕そのものさすがプロ。念仏は前日夜に唱えるとのこと。
「旭川に旨いラーメン屋ありますかねえ?」という問いかけにF氏も入り暫しラーメン談義。
「コッテリ味噌味といえばホラホラ...」「いや、あそこもいいけど僕の行き付けのその店がさあ...」なあんて楽しい一時。
旭川の人はそれぞれ自分の御ひいきの店と味があるようで、さすが札幌と並ぶラーメンの街である。
「冬の帯広開催時の実況なんかは大変ですよ、窓から顔出して馬を追っかけないとならないし。スキー行く時と変わらない格好してるよね。御客さんは大きなストーブがあるから結構暖かいんですよ。」
北国での開催の大変さが目に浮かぶ。なにしろ今の時期でも自分は”今年は冷夏だ、さぶいさぶい”と言っているのだから...。
職員さんの塔の中はすれ違う人々との挨拶が絶えない明るい雰囲気であった。実況もVTRも外部の会社の方が長年担当している。その道ベテランの方々によって支えられている”プロ集団の職場”といった余裕が感じられる雰囲気であった。
1998年度 第4回旭川競馬 第5日目 (1998/8/12)
陽もとっぷりと暮れてきてグッとナイターの雰囲気が盛り上がってきた。「そろそろ売り上げに貢献してきますわ」パドックへと向かう。
本や雑誌でみると「旭川の馬券は固い!」と書かれていたのを思い出すが、オイオイ本当かよ?払戻しを見ると第3レースで馬連71590円なんて馬券がでてるぞ!今年度導入の馬番連式が俄然馬券を面白くさせているようだ。
配当も4ケタ配当が多くなかなか予想しがいがありそう。
第7レースの出走馬がパドックを周回しているところだ。昨日予想紙上で目をつけていた9番ライデンリリーの単勝を買う。
前走7着と凡走しているがその前は3走連続して逃げ切り勝ちを決めている快速馬のようだ。
人気も今回は落ちるだろう。リディーング2位の渋谷裕喜騎手に乗り替わるも好材料。逃げ馬は穴の宝庫!
レースは直線入口くらいまで私の買ったライデンリリーは好位置をキープしていたが直線に向くとズルズルと下がって行く...、さよなら〜。レースは鋭く追い込んで来た1番人気の佐々木国明騎手の7番レガシーキューブの追撃を交わし、現在リーディングジョッキー千葉津代士騎手の人気薄1番カガノコマチが振り切る。馬連【1-7】1210円。
ライデンリリー君は...、10着か。ちょっと夏休み取って休んで来なさい!
旭川競馬リーディングジョッキー
(98年度旭川第4回3日目終了時現在)
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順位 |
騎手 |
1着 |
2着 |
3着 |
着外 |
連対率 |
1 |
千葉津代士 |
46 |
51 |
36 |
175 |
31.5% |
2 |
渋谷裕喜 |
34 |
36 |
33 |
175 |
25.2% |
3 |
坂下秀樹 |
32 |
37 |
34 |
188 |
23.7% |
4 |
米川 昇 |
32 |
22 |
25 |
152 |
23.4% |
5 |
斎藤正弘 |
30 |
20 |
29 |
184 |
19.0% |
6 |
五十嵐冬樹 |
25 |
28 |
24 |
175 |
21.0% |
7 |
柳澤好美 |
25 |
22 |
28 |
137 |
22.2% |
8 |
宮崎光行 |
23 |
26 |
20 |
131 |
24.5% |
9 |
山田和久 |
22 |
30 |
25 |
171 |
21.0% |
10 |
佐々木国明 |
18 |
18 |
29 |
177 |
14.9% |
私設応援団長登場!
さて旭川競馬場にはメインレースの頃合いになると夜な夜な現れる男がいるという。いやいや怪しい男ではなく(失礼!)、私設応援ホームページを製作されている愛称”ササノコバンさん”こと西館氏(以下、ササノコバン氏)である。
彼と入れ替わるようにF氏は下界に(笑)戻られて行った。
「どう旭川競馬場は?いいところでしょ。私もたまたまナイトレースに来てはまってしまいそれ以来のファンですわ。」とササノコバン氏。
彼はナイトレース開催期間はメインレースの結果と画像を全国の競馬ファンに向けて毎夜発信している。ホッカイドウ競馬ファンの声を代表する彼のホームページを支持する声は多い。
ササノコバン氏は小型のVTRを大事そうに小脇に抱えパドックへと馬券売り場へと場内所狭しと走りまわる。
応援団長はさすがに競馬場での顔が広く「やあ、どうも!」と挨拶すること数人。その中には日刊スポーツ紙の競馬予想ページの本誌担当者なんて方もいて驚き。
「北海道の競馬場でまだ払い戻し経験してないすよ。ちょこっとオススメ馬教えて下さいヨ」と私。本誌予想氏とササノコバン氏との御二方よりメインレースのレクチャーを受ける。結果的にはオススメ馬が沢山いて迷ってしまったが...。
ドウベー特別(JRA交流競争)
JRA:サラブレッド系 4歳500万円以下/5歳以上1000円万以下
北海道:サラブレッド系 4歳以上540万円以下(C・D−T)
距離:1600m/1着賞金200万 (雨 稍重)
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枠 |
馬 |
馬名 |
斤量/性齢 |
騎手 |
所属 |
1 |
1 |
ヌーヴェルビッグ |
56.0/6歳牡馬 |
渋谷裕喜 |
北海道)林和 |
2 |
2 |
ヒシアイガー |
56.0/5歳牡馬 |
鹿戸雄一 |
JRA)中野隆 |
3 |
3 |
リュウソネラ |
55.0/6歳牝馬 |
櫻井拓章 |
北海道)田辺 |
4 |
4 |
ハマノテンユウ |
56.0/5歳牡馬 |
佐々木国明 |
北海道)石本 |
5 |
5 |
ハセミイホー |
56.0/5歳牡馬 |
松本隆宏 |
北海道)須藤 |
6 |
6 |
ナリタベスト |
55.0/7歳牡馬 |
佐々木明美 |
北海道)若松 |
7 |
フジノターゲット |
56.0/5歳騙馬 |
中井博一 |
北海道)小林 |
7 |
8 |
スガノソブリン |
56.0/5歳牡馬 |
柳澤好美 |
北海道)成田 |
9 |
サハリンホーク |
54.0/4歳牝馬 |
田中勝春 |
JRA)笹倉 |
8 |
10 |
タカマツフォテ |
55.0/5歳牝馬 |
斎藤正弘 |
北海道)米川 |
11 |
アマゾンホース |
55.0/5歳牝馬 |
米川 昇 |
北海道)手島 |
蹴散らせ、JRA遠征馬!
旭川競馬場はJRAとのパイプラインが太いのか、JRA認定競争が4レースも組まれていた。(産駒もなかなかに応援したくなる血統がいて粒ぞろい)。馬産地北海道で未来のクラッシックホースを青田買いしようとでもいうのかな?
メインレースはJRAとの交流競争『ドウベー特別』。
JRA交流の特別戦であるが、人気の上位5頭を地元北海道勢が占める。こちらの競馬場(関東)だとJRAの所属馬が遠征してくるととにかく人気になってしまうが、旭川の観客はその辺シビアな目を持っているのかオッズを見ると「中央馬恐れるに足らず!」という雰囲気。
確かにJRA・田中勝春騎手は来週のメインイベント、というか旭川ナイトレースのクライマックスと言っていいブ『リーダーズゴールドカップ』(GII、2300m)での騎乗を控えており、去年の優勝馬(デュークグランプリ)に騎乗することを考えると足慣らし的な遠征の匂いがプンプンと...。
 ハセミイホー |
 スガノソブリン |
 ハマノテンユウ |
 JRAからサハリンホーク |
1番人気は前走今年初勝利を挙げたハセミイホー。その前の成績が8着−6着−5着と半信半疑ではあるが17戦9勝2着1回で連対率6割近い。好位につけられる脚質でもあり復活気配で人気が集まる。
2番人気はスガノソブリン。前走480万条件を3着、前々走630万クラスで6着。その前の251万条件、350万条件着を連勝している。上位のクラスに慣れてきた今回は大駆けもありそう。ただ旭川コースでの連対がなく不安材料。
3番人気はハマノテンユウ。前走400万クラスで差し切り勝ち。その前は重賞ステイヤーズカップに出走(10着)。厩舎の期待の高さが伺われる。強烈な差し足が魅力。
4番人気ヌーヴェルビッグは休み明けではあるが大崩れしない安定株。5番人気は先行するアマゾンホースでペースを握るのはこの馬か。ここまで北海道勢が上位人気。
続いてJRA勢のサハリンホークが6番人気、ヒシアイガーが7番人気で続く。サハリンホークは『クイーンカップ』(10着)、『フラワーカップ』(9着)と中央クラッシック路線に挑戦しているが休み明けでもあるしどうだろう。ヒシアイガーは未勝利馬でここでは厳しいか。
レース!
レースは7番フジノターゲットが速いペースで引っ張り11番アマゾンホースが離れた2番手。3番リュウソネラと9番サハリンホークが続く。
人気上位3頭はペースが速くなると見たか後ろの方に控える。ハセミイホー、スガノソブリン、ハマノテンユウの順だ。
最終コーナーでアマゾンホースがフジノターゲットを交わし先頭に立つ。ハセミイホー、スガノソブリンも早めにスパート。ハマノテンユウはまだ7〜8番手。
直線半ばまで粘っていたアマゾンホースをハマノテンユウが余力十分で交わす。内を割ってグングン伸びてきたハマノテンユウが2着に上がった所がゴール。
ドウベー特別 結果
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順 |
馬名 |
タイム(着差) |
1 |
ハセミイホー |
1.44.9 |
2 |
ハマノテンユウ |
1馬身 |
3 |
アマゾンホース |
アタマ |
4 |
スガノソブリン |
2馬身1/2 |
5 |
タカマツフォテ |
ハナ |
(払 戻)
単勝【5】330円
複勝【5】150円/【4】170円/【11】200円
枠連【4-5】790円/馬連【4-5】840円
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私はハマノテンユウを外して失敗。ササノコバン氏的中。「もっと厚めに買っとけば良かったよ〜!元取りだ。」まあ貴方は明日も明後日もあるんだからまあまああせらず(笑)。
私は最終レースの枠連440円を手堅く的中。1点買いだったので岩見沢で負けた分も含めトントンというところだ。最初で最後の北海道での払い戻しの列に混じる。これで私の北海道の”競馬の部”は終了した。明日はO君の要望をかなえる為に富良野を目指す。
旭川競馬場でF氏、ササノコバンさん、そしてその仲間のにいちゃん氏(本名不明!?、最終レースだけ観戦しサクッと馬券当てて帰って行ったあたり年期の入った「旭川山岳民族」とみたが...)と競馬談義出来たことを嬉しく思う。
初めて来た土地で「競馬」をキーワードに語らう、短くも楽しい一夜が過ごせたので。
第4回旭川競馬 第5日目成績
天候・曇り/馬場・稍重 入場者:1677人 売上高:219,325,00円 *(認)はJRA認定競争
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R |
条件/距離 |
勝馬 |
騎手 |
タイム |
枠番複式 |
馬番複式 |
単勝式 |
複勝式 |
1 |
サラ3未勝利(認)1000m |
サマニルーチ |
酒井 |
1.05.4 |
【5-7】2,890 |
【5-8】5,400 |
【8】630 |
【8】140/【5】290/【3】110 |
2 |
サラ3歳未勝利(認)1000m |
カネマサジュディ |
坂下 |
1.04.1 |
【1-2】3,720 |
【1-2】3,360 |
【2】710 |
【2】250/【1】200/【6】160 |
3 |
サラ3歳未勝利(認)1000m |
タダノナオクーン |
藤倉 |
1.04.3 |
【2-8】3,340 |
【2-11】71,590 |
【11】14,420 |
【11】1,700/【2】220/【12】560 |
4 |
サラ3歳新馬(認)1000m |
オークアンドオーク |
斎藤 |
1.03.0 |
【3-6】4,380 |
【3-7】7,510 |
【7】940 |
【7】220/【3】160/【5】110 |
5 |
サラ4歳上31万下1000m |
ホクトフォーナイン |
星野 |
1.03.4 |
【2-7】430 |
【2-9】650 |
【2】240 |
【2】170/【9】230/【5】190 |
6 |
サラ3歳オープン1000m |
ポリッシュヒーロー |
佐々国 |
1.03.3 |
【2-4】610 |
【2-4】540 |
【2】180 |
【2】120/【4】170/【8】160 |
7 |
サラ4歳上121.1万下1500m |
カガノコマチ |
千葉 |
1.39.2 |
【1-6】1,210 |
【1-7】2,300 |
【1】1,110 |
【1】310/【7】130/【4】210 |
8 |
サラ4歳上145万下1600m |
ヘイセイエデン |
国信 |
1.45.7 |
【7-7】1,570 |
【7-8】1,490 |
【7】820 |
【7】230/【8】140/【4】120 |
10 |
サラ3歳オープン1500m |
モルフェロイ |
藤倉 |
1.39.4 |
【4-6】440 |
− |
【4】260 |
【4】110/【6】140/【1】420 |
今年で開設50周年
名称も「道営ホッカイドウ競馬」からホッカイドウ競馬へ変更し気分一新。そしてそれを機に馬番連勝複式馬券の導入、CSデジタル放送・ディレクTV「北海道競馬チャンネル」の開設による全国中継開始、門別競馬場の新設など新たなるサービスに取り組んでいる道営競馬。様々な点で今年度は”北海道競馬のチャレンジ元年”と言って良いだろう。
しかしながら97年度をもって帯広競馬場・岩見沢競馬場でのレース開催を撤退させその長い歴史に幕を降ろした事実も伝えておかなくてはならない(それぞれ市営であるばんえい競馬の開催は引き続き行われている)。
長い直線での叩き合いが魅力だったという帯広競馬場の平地レース。そして直線が短い小回りコースでの仕掛けどころがみどころだったという岩見沢での平地レース。それらが無くなったのは地元のファンにとっては寂しい結果となったことだろう。
先の新サービスについても苦しい懐具合から始まった収益改善策の一環である訳だが、私としては新しい取り組みがファンにとっも主催者にとってもより良い方向に向かって行くものとして期待して止まない。
そしてこれから先、いつ行っても夏の風物詩旭川ナイトレースが開催されていることを願うばかりである。
皆さんも爽やかな風が吹く旭川競馬場へ出かけてって!
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旭川競馬場
(住所)北海道旭川市神居町上雨紛500
(電話)0166(75)3100
(交通)JR旭川駅よりバス30分
*開催時はJR旭川駅より無料バス運行
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