|
ばんえい競馬を題材とした映画が公開されました。タイトルは『雪に願うこと』。
私はその作品の登場する競走馬・マルニシュウカン(映画での登場名はウンリュウ)と、作品の原作を書かれた作家・鳴海章氏をレポする為、2006年4月15日に帯広競馬場に足を運びました。(原作となった小説のタイトルは「輓馬」) 初めて訪れた帯広競馬場ですが、馬と騎手がパドックから本馬場に入場する際、元々平地のレーストラックががあった場所を通って入ってくるのですが、これが北見コースと比べるとより観客に近い場所での馬体お披露目となっており、はやる馬を抑える騎手の気配が伝わってくる競馬場という印象を持ちました。 お目当てのマルニシュウカンは、第9レースに3番のゼッケンをつけて出走。彼は、今や推しも推されぬ名調教師となられた久田守厩舎に所属する9歳牡馬です。 |
マルニシュウカンは1番人気に支持され道中健闘しましたが、結果は惜しくも3着でした。
今や映画スターとなったマルニシュウカンに抱いた私の印象は、逞しいにもかかわらず眼がおだやかで優しさがあふれる雰囲気の馬、でした。少々褒めすぎでしょうか(笑)。 レース後、鳴海章氏とのスナップ写真をパチリ。帯広生まれで帯広在住の彼が今後も北海道を舞台とした名作を生み出し、さらに飛躍されて行くことを期待しております。 <写真/文> 小泉哲雄 from Kitami-City 『雪に願うこと』 作品紹介 帯広生まれで帯広在住の作家・鳴海章(なるみしょう)の小説「輓馬」の映画化。ばんえい競馬の厩舎暮らしでの生活を舞台に、人生の居場所を失った青年と家族の物語が語られて行く。 監督は1981年に『遠雷』でブルーリボン賞監督賞、芸術祭選奨新人賞を受賞以来数多くの作品を手がけ、その演出力を高く評価されている根岸吉太郎。 出演者も主人公・伊勢谷友介の脇を佐藤浩市、小泉今日子、山崎努などの実力派俳優が固めている。 この作品は2005年10月に行われた「第18回東京国際映画祭」で、東京サクラグランプリ授賞を受賞し、さらに佐藤浩市が最優主演秀男優賞、根岸吉太郎監督が最優秀監督賞、そして観客賞と4冠受賞を達成した。 |